反省点1〜幼稚園にて〜
はじめてのかれし。
思い返したら、子供の頃からずっと好きな子がいた。
一番古い記憶は4歳か5歳かな?
それはそれは恋多きというか、好きな人が変わる瞬間もかなりあっさりしてた。
両思いになる確率はめちゃめちゃ高くて、そうなった子と幼稚園でデートしてたのも覚えてる。
両思いを確かめ合って、二人で手を繋いで歩くのが彼氏なら
あれは初めてできた彼氏ってことになるのかもしれない。
in東北。
その男の子は確かお医者さんの息子さんで
母親から「いいねー!そのままいったら!」って冗談で言われてた。
そのままいくわけないし、それよりもっと大切なのは
冗談でもその歳の子にそんなこと言っちゃだめなんじゃないかって今なら思う。
なんか偉いっぽいお家の人だと親が喜ぶんだってインプットされてしまう。
それはともかく、
まぁその男の子って結構なやきもち焼きのべったりタイプで。
よく手を繋いでた気がする。
多分誰が見てもらぶらぶ。先生とか引いてたんじゃないかな。
顔も思い出せるなー、なんとなくだけど。
ムー○ンみたいだったなー…笑
しばらく仲良しだったけど、その男の子とはずいぶんあっさり破局(笑)してしまう。
独占欲にドン引きして破局
その日は、いつものように、二人で一緒に歩いていたと思う。
そこへ、お友達の子が「仲間に入れて!一緒に遊ぼう!」って言ってきた。
子供同士なんて、まとまって遊ぶの好きだし
わたしが「いいよ!」って言いかけた時に
「だめ!二人でいたいの」って彼がわたしの手を引いた瞬間、私は恐ろしいほど一気に冷めました。
一緒に遊ぼうって言ってくれる子にそんなこと言うの嫌いだーー
私はその子とも遊びたいのに私の意見も聞かずにすぐだめとかいうのも嫌いだーー
なんでそんなこと言うんだろうーー
そんな風に思ってドン引きしながら隣の彼の顔を見たら
それまで気にならなかった彼の顔にあった大きなホクロが気になって気になって…
さらにさーーっと気持ちが凍りついていく感覚は今でも覚えてます。笑
好きフィルター無敵説
好きフィルターが、完全にノーフィルターになって
あろうことか容姿を嫌いになるという事態を引き起こした。というまさかの破局。
魔法が解けた瞬間を、5歳そこらではっきり感じた。
モウスキジャナイ…
速攻で彼の手を振りほどいて、誘ってくれた子のほうへ行ったのを覚えている。
きわめつけは
帰ってから、母親に
「もう○○くんのこと好きじゃない」と報告し、
なんで?と聞く母親に
「ほくろがいやだ」
と答えたらしい。
違うだろ!!
もうわたしに話しかけないでばりに突然の拒絶を開始した私は悪魔の子です…
いまならわかる、拒絶はだめ。
相手の子は、今はきっと素敵な家庭を築き上げ
こんな記憶は持ち合わせていないかもしれないね。
それでも、ごめんなさい、と祈っておきます…
今回の反省点
束縛を嫌いなのはほぼ本能
好きフィルターに頼りすぎ